なんかちょっと違うよな、私はいったい何をしているんだろう…
などなど、疑問を持ちながら自分の振る舞いを感がえ始めた頃。
ずっと親は学会。それが正しいと教えられてきた。
でも社会は学会に冷たい。学会って本当にいいことしてるの?
いいことしてるはずなのになんで冷たいの?
子供の面倒を見ない親ってどうなのよ?
学会員は社会の手本になれ、実証を示せみたいなことを言われるけど
それが社会の模範になんてならないんじゃない?
などなど、様々な葛藤を続けました。
親子にはそれまで培ってきた時間も、血のつながりもあります。
だから自分が違うと思ったから、という理由でそれを手放すというのは
とても大変な努力を伴う作業なのです。
それは親がお箸の使い方を子供に教えたり、服の着方を教えたりするようなものくらいに
ごくごく当たり前に学会が身近にあるのです。
どうそれを避けようか、と考えるとほぼ無理に近いほどに
学会がいつも隣り合わせ。信心即生活とは良く言ったもの。
(信心というか学会即生活だけどね)
親は学会漬けですから、やっぱり子供は放りだされるわけで、
ろくに面倒も見ないくせになんで子供が愚痴聞いたり
ご飯無くてお腹空かせたりと、とばっちり食うわけ?と
ごく普通の人ならそう思うでしょう。
ここで「お父さんもお母さんも頑張ってるのだから自分も我慢!」
などと思う子供も、いたらすごいです。
自分を犠牲にしているので、のちのち病気になりそうです。
私が実際、そうでしたし。
他人に不信とか、そういう簡単なレベルではなくて、
もうそういう環境でバカなことをしてしまった自分に対して
不信感を持つと言う、最低最悪レベルです。
他人に文句を言えるうちは、まだ花です。
本当に自分が弱ると、文句を言う気力もなくなるし、
息をして生きていくのがやっとです。
前にも書きましたが、まだまだ一部男子部などでは
血尿が出るまで活動しろとかあるようで、
疲れても学会活動をするのがある種の美学です。
それで本格的に身体を壊す人も結構いるようです。
体からガタがきて、やっと我に返るという人もいるのではないでしょうか?
もし祈ることで自分が救われる気がするのなら、
私は祈ってもかまわないと思います。
信仰は狂った方向に行かなければ、とても安らぐことができます。
経文などを唱えて心地よく、自分を見つめられるのなら
それはそれでありがたいと思います。
ただ、自分を壊すようなことはやめてもらいたい。
長時間の会合、無駄な集会や選挙活動、新聞啓蒙のプレッシャーなど
自分のペースを崩されるものには、やはりきちんと対処すべきです。
そういった学会と自我との境界線に入るときは、とても精神が疲れているので、
何か突破口を開こうと思いがちですが、
私自身はほとんどショック療法でしたが、
なるべく少しずつ自我の部分をふやしていったらいいと思います。
自分が行っていることは何も悪くない、
自分が思う方向に行くのは自分の権利である、と
少しずつ感じていき、最後に自分の自由な道を歩み始めるのが一番です。
もし本人が精神的にダメージを受けながらも
自分のマインドコントロール状態に気がついていないのであれば
ネットで関連サイトを見せるのも一つの方法です。
実際、私のところに訪れて下さった多くの人が
ネットの真実の声を読んで目覚めました。
一行日記は少々気性が荒いページですので(^-^;
以下のページなどを読んでもらうのはいかがでしょうか?
私のカルト体験
http://www.geocities.co.jp/Berkeley/4549/watasi01.html
カルトからの脱会・心のケアのHP
http://www2.ocn.ne.jp/~mind123c/
境界例と自己愛の障害からの回復
http://homepage1.nifty.com/eggs/index.html
一行日記のリンク <心理/トラウマなど>にまだたくさんありますので
吟味してみて下さい。
書籍でしたら、斉藤学著のものがよいかと思います。
スーザン・フォワードの「毒になる親」もおすすめです。
>hastaさん
本当の幸せは、家族が家族であり、温かい場所に自分がいることです。
話を聞いたり、または聞いてくれたり、そういうことが普通に出来る場所です。
私が思う本当の幸せは、家族が家族であるということです。
ごく普通のことです。
幸せがわからないというのは、私も経験しました。
女子部のおねえさんに「一度も幸せだと思ったことが無い」と言ったら
「へーえ!かわいそう!」といわれたこともあります。
そのおねえさんはきっと、本当の幸せを知らず、
池田門下として身も心も捨てるのが幸せなのだと思います。
でも幸せは自分が気がつけば、見つけることができます!
彼はパートナーがこんなにも真剣に考えてくれることを幸せと思うかもしれないですし
そして一番重要なのは、hastaさんが彼のことを真剣に考えていることです。
私の言う幸せとhastaさんが考える幸せは、もしかしたら違うかもしれないですが
(私は同じものだと信じています)
幸せを知らない彼に本当の幸せを教えてあげて下さい。
気負わず、普通の暮らしでいいと思います。
思いやりをもって、会話があって、相手を信頼して、
相談に乗ったり、おいしいご飯があったり、
そういうことでいいと思います。
ちなみに昔のありさ家には、会話もないし(不在なので)、
ご飯もなけりゃ、音信もない(汗)
当分の間は、ご両親と接触を持たない方がいいと思います。
冷却期間を取って、その間に心地よい生活をさせてあげてください。